天使の梯子

〜小説・呂蒙伝〜



とある場所に来たとき、日が沈んだので、そこで一夜を過ごすことにした。ヤコブはその場所にあった石を一つ取って枕にして、その場所に横たわった。すると、彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた。
〜聖書「創世記」28章11節・12節〜
日本聖書協会・新共同訳『聖書』より引用




「関羽を討った男」呂蒙の生涯を物語に仕立ててみようという試みです。

物語の中には東呉の人々が沢山登場いたします。
視点が常に東呉の人々になりますから、他国についての見方には厳しいものがあるかもしれません。
しかし視点を彼らに置く以上、そうなることは避けられません。他国のファンの方はご注意くださいませ。

これが史実の通りであるとも、彼らが実際にこのような人物であったとも、主張する意図はございません。
あくまでもひとつのフィクションとしてお読みくださるようお願いいたします。

また、登場人物たちは21世紀の日本とは全く別の世界に生きた人々ですから、その世界に見合ったものの見方考え方を致します。
無論、書いた私のものの考え方がどこにも反映されないということはあり得ないでしょうが、
登場人物の考え方が常に管理人当人の考え方であるとお思いになられては困ります。
その点も予めご了承くださいませ。

なお、現在は公開していない旧作の一部を作品中に取り入れてゆくつもりです。
これは著作者本人による改作でございます。そのあたり誤解のなきよう、こちらもお願い申し上げます。






Prelude
第一章:西から来た男
Act1   Act2  Act3  Act4  Act5 
Intermezzo 幽夢A.D.204 柴桑〜
第二章:夢の墓標
Act1  Act2  Act3  Act4  Act5 
Intermezzo 紅顔A.D.208 赤壁〜 
第三章:流れる花
Act1   Act2  Act3  Act4  Act5 
Intermezzo 誠心A.D.198頃 会稽〜 
第四章:落ちた月
Act1  Act2  Act3  Act4  Act5 
第五章:月、散華
Act1   Act2  Act3  Act4  Act5 
Intermezzo 枯葉A.D.210 長江 
ひめさまA.D.199頃 呉郡 
第六章:水に降る雪
Act1  Act2  Act3  Act4  Act5 
第七章:命の紅
Act1  Act2  Act3  Act4  Act5 
Intermezzo A.D.216 江夏 
第八章:謂う所の伊の人は
Act1  Act2  Act3  Act4  Act5 
第九章:銀河を渡る船
Act1  Act2  Act3  Act4  Act5 
第十章:水の窮まる処
Act1  Act2  Act3 ※4/10一部修正  Act4  Act5
 Intermezzo  蒋欽の女房〜A.D.222・建業〜 
呉天の雪A.D..222 洞口※4/10一部修正

Epilogue



望 蜀




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